住まいづくり/資金を有効に使う計画 |
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住まいづくりの資金計画は「資金の理解」と「資金の使い方」 |
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資金計画は「資金を有効に使う計画」です。資金を有効に使うためには、住まいづくりに関する「資金の理解」と「資金の使い方」の2つです。 1.資金の理解
1.住まいづくりに要する資金 2.資金の使い方 “資金の理解”は、インターネットや営業マンから学ぶことができますが、難しいのは「資金の使い方」でしょう。住まいづくりは9割以上の方が予算をオーバーしています。大事なことは、予算をオーバーしたかどうかではなく資金が有効に使われたかどうかなのです。 |
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資金の理解 |
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資金計画で考えることは「1.建築費用」「2.調達計画」「3.借入計画」「4.返済計画」です。 資金計画は、総合費用で考えることです。本体工事費、付帯設備工事費、諸費用、別途工事費、インテリアや設備費‥‥など、建築工事費用だけでなく、生活する時に購入されるであろう家具や設備機器まで総費用を考慮することです。 総費用がわかれば、後は借入計画と返済計画になります。一般に、借入金額は無理のない返済額から逆算で決めることが多い。恐らく、住宅ローンで生活が困るとすれば借入金の大きさでなく、返済額の大きさによることが多いからでしょう。 「建設費用・借入計画・返済計画」はそれぞれのカテゴリーに分けて整理するとわかりやすい。それぞれの用語は、インターネットで調べることができます。 |
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〔金融用語/借入先・借入金・返済方法〕 |
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〔建築用語/建設資金・住宅価格・面積〕 |
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資金の使い方 |
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要は、資金をどのように有効的に使うかです。 一般的に、資金計画といえば基本図面で見積りをする。そして、借入金や返済額をシュミュレーションする。予算が合わなければ、図面の内容を変える、仕様を変更しながら価格の調整をする。あるいは、図面の内容を大きく変えるなどして価格を調整する。 新築やリフォームにかかわらず、建設資金がオーバーすることがほとんどです。しかし、不思議なことに住宅建設にお金をかけすぎて後悔している方は少ないのです。建築する前は誰もが安くつくりたいと考え、建築を終えた方はもう少し資金をかけても良かったと思っている。そんな事実がある」ことから、目先のことだけでなく長い目で資金計画をすることも大切です。 住宅にはある程度のお金をかけた方が良いと思います。今は少し贅沢でも、10年後はそれなりに良かったと思えることもあります。要は、資金をどう有効的に使うかです。 「建具より安全性を高める構造に資金を多くかけたほうが良かったのでは?」「照明器具を豪華にするより設備機器に資金をかけた方が良かったのでは?」などと建築後に、資金のかけ方に大きな失敗・後悔をしないことです。 |
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目先のことだけでなく、長い目で資金計画をすることも大切。新築やリフォームにかかわらず、建設資金がオーバーすることがほとんどです。ところが、不思議なことに住宅建設にお金をかけ過ぎて後悔している方は少ないのです。 建築する前は誰もが安くつくりたいと考え、建築を終えた方はもう少し資金をかけても良かったと思っている。そんなことから、住宅にはある程度のお金をかけた方が良いと思います。今は少し贅沢でも、10年後はそれなりに良かったと思えることもあります。要は、資金をどのように有効的に使うかです。 |
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●「資金の有効配分」を学ぶ |
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「資金を有効に使う」は「資金の有効配分をする」ということを聞いたことはあっても、配分方法をしている人はほとんどいないでしょう。見積書をどんなに詳細に作成しても見積内容を詳細に理解したとしても、資金を有効に配分しているとは限りません。 多くの方は有り余った資金で住まいづくりをするわけではなく、限りある資金で住まいづくりをする方がほとんどです。そうであるなら、限りある資金を上手に使うことでしょう。それには「資金の有効配分」というやり方が最も良い方法です。 「資金の有効配分」を知らないと費用が無駄になるだけでなく住宅の質が下がってしまいます。価値の高い住宅を望むのであれば「資金の有効配分」を是非知っておくべきです。賢い住まいづくり教室では「資金の有効配分」を学びますので「資金を有効に使う」ことができるようになります。 |
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