賢い住まいづくり教室

体験学ぶ実践共創スキーム                  

住宅展示場/参考になることがたくさん

 

「住宅展示場」には役に立つ情報がたくさんある

現在、総合住宅展示場を見学しないで住まいづくりをする方は少ないでしょう。それほど総合住宅展示場は多くの方に活用されています。各社のモデルハウスを見学する度に新しい発見があり、役に立つ情報や参考になることを得ることができます。

住宅展示場を見て回るのは楽しい。家族でアレコレといろんなモデルハウスを見学することは楽しいことです。しかし、住宅展示場を見学するとなると多少の不安や気がかりなことが出てきます。

 

目次

1.情報を集める

1.1.住まいづくりの情報

1.2.資料を集める

2.当方の提唱

2.1.気がるに見学して有効に活用する

2.2.見学する前に、不安を解消する

2.3.数回見学する

情報を集める

住まいづくりを見学する動機や目的に「情報を集めたい」「情報を活用する」があるでしょう。見学する前に「いろいろと準備をしよう」と考える方もいますが、最初であれば「アレコレ考えて準備する必要はない」と思います。むしろ準備しない方が多くの情報を得ることができます。

 住まいづくりの情報

住宅展示場には多くの情報があります。それは見えるモデル住宅や設備機器だけでなく、質問することで多くの情報を得ることができます。

住宅展示場には最新の情報があります。資金のこと・技術のこと・法律や規制のこと‥‥。営業マンがモデル住宅を案内する過程で住まいづくりに関するいろんな話題を適度に話します。見学者は営業マンとの会話で役に立つ最新の情報を知ることもできます。

また、誰もが見学する前に聞ききたいことを2つや3つは持っているものです。そんなことも聞くことで疑問が解決するかもしれない。

総合住宅展示場を見学する前に「間取り」のことを聞こうと思っていたのが、各社のモデルハウスを見学しているうちに耐震住宅やZEH(ゼロエネルギー住宅)のことばかり気にするようになり、見学が終わった時には最初に思っていた「間取り」のことはすっかり忘れてしまった。こんな話を聞いたことがあります。情報によって人の意識は変わってしまうのかもしれない。

 資料を集める

総合住宅展示場の魅力の一つに「各社のパンフレットやカタログが集めることができる」ことがあります。持ち帰った住宅メーカーの資料から多くのことを学ぶことができます。住宅写真のデザインだけはでなく、そこに書かれている住宅への様々な「考え方の記事」はこれから住まいづくりを始めようとする方には大変勉強になります。

総合住宅展示場のパンフレットやカタログは豪華すぎて参考にならないと言う建築事務所や工務店の方がいますけど、そんなことはありません。それはパンフレットやカタログを深読みすれば分かります。

また、パンフレットやカタログで紹介される住宅の写真は高級で豪華に見えますが、決して高価な建築部材を使用しているわけではなく、空間・インテリアのデザイン性が高いので高級感のある住宅になっているのです。

 

当方の提唱

展示場周りは楽しくもあり大変さもあります。展示場でいろんな人と話しながら自分たちの未来を描ける。そんな大変さを楽しめることも住宅展示場の魅力です。

 気軽に見学して有効に活用する

住宅展示場見学する時、心構えと注意することがいくつかあります。

先入観を持たないでいろんなお話を聞く

どこの営業マンも最初から契約を取ろうとは思ってはいません。最初は商品説明や住まいづくりに関するいろんな情報を提供します。そして情報を提供しながら見学者に関することを知ろうととします。住まいづくりは他の商品とは違い、直ぐにお金を払って購入するのではないのでその場で売り込むことはできない。

現在の立場をきちんとお話をする

なぜ住宅展示場を見学しているのかをお話をするのです。思わせぶりは誤解を生みます。 建築予定がなければそのことを話せばいいのです。計画中であれば現在情報を集めていることを話せばいいのです。

「しつこくされる」という不安があれば、「訪問や電話営業をお断りしている」ことを話せばいいのです。 住宅展示場の営業マンは「しつこくすればお客さんは逃げていく」ことを知っています。自分の立場を話す、望まないことを明確に伝えることで不安は払しょくされます。

結論は急がない

迷ったら迷ったままにしておいても自然に結論は 出ます。目先の金利や税金、あるいは結論を急がせるような甘い言葉や特典には注意する。 どこの住宅展示場にも共通していることですが、「来場したお客さんに建築の決断」をしてもらうことに苦労しています。

理由は住宅展示場に来場する方の多くは「未だ、建築時期が決まっていない方」が多いからです。「建築時期」は一時の感情や目先の利益に惑わされないことです。

 見学する前に、不安を解消する

住宅展示場へ見学に行こうとする時多少の不安は誰にもあります。「売込みされるのでは?」・「建築を急がらせられるのでは?」・「いろいろ聞かれるのでは?」‥‥。その不安はいろいろです。 もっと気軽に、もっと自由に、もっと時間をかけて‥‥。と思っても、それを打ち消す不安がでてきます。そのような不安を解消する方法があります。万能ではないが「1.見学の動機や目的を整理する」、「2.望まないことを整理する。「3.住宅展示場で伝える」ことで不安を解消する」ことができます。

見学の動機・目的を整理する

住宅展示場を見学するのに動機や目的があるはずです。情報を得たい、住まいづくりの参考にしたい、誰かに住まいづくりの疑問を聞いてみたい、あるいは単に見学したいという動機だけの場合があるかもしれない。見学するや目的を整理します。

望まないことを整理する

住宅展示場での不安は見学した時に案内する営業マン(案内する人)についてが多いようです。営業マンにしつこくされるのでは?アンケートに記入すれば訪問営業されるのでは?いろいろ聞かれるのでは?見学後に電話や訪問営業されるのでは?住まいづくりを急がされるのでは?今すぐ建築予定がないので気兼ねする?建築業者が決まっているので見学しづらい ‥‥。住宅展示場へでかける不安あれば、「1.その不安は何なのかを整理し、2.不安を解消する方法を考えます」と不安が解消します。解消に至らないまでも軽減されるようになります。

住宅展示場で明確に伝える

ビジネスとして、住宅展示場は最初から契約をしようとは思っていないのです。見込客になるのか?自分のこと気に入ってもらえたかどうか?この2つです。見込客とは建築実務を進めていけるかどうかなのです。

望まないことがあれば明確に伝えることです。例えば、展示場で記名を求められた時「未だ建築予定がないので、訪問や電話などの営業をお断りします。それでよろしければ記名します」と伝えることです。

 数回見学する

見学する前は「いろんな住宅展示場を見学しよう」と思っていても、実際は何度も見学する方は少ないでしょう。

一度総合住宅展示場にある各社のモデル住宅を見学すると次回からは「建築実務」へと進んでいく、建築実務を進めていく過程で再度住宅展示場を見学することはほとんどない。できれば数回は見学することをお勧めします。理由は見学するほど賢くなっていく、回を重ねるごとに自分たちが何を求めているのか見えてくるからです。

 
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