住まいは、完成前に購入を決めるため他の商品とは違います。
設計図や模型、カタログを見ても、実際に暮らしてみるまで「良し悪し」は分かりません。
住まいづくりは、建築主が最初から参加して進めていきます。
しかも、最終的に決定するのは建築主なので、責任も建築主に生じます。
たとえば、建築主が要望を伝え、工務店側が間取りを提案し、建築主が最終案を決めれば、
間取りを決めたのは建築主自身ということになります。
問題は、建築主側が間取りの判断方法を知らないまま決めてしまうことです。
熟慮不足や不明確なまま判断をする。判断に迷って家相などに頼る場合もあります。
また、複数の工務店から見積書を取り寄せても、その内容を正しく比較するのはプロでも難しいものです。
素人ならなおさら理解が難しく、それでも決めなければなりません。
このように「賢い、判断・選択・決定」をできなければ、望む結果を得られない可能性があります。
しかし、「賢い住まいづくり教室」に参加すれば、正しい条件や要望の出し方、判断・選択・決定の方法を学べます。
どんな住まいを望んでも、どの住宅事業者を選んだとしても、
「賢い、判断・選択・決定」を身に着けるメリットは大きいのです。
ところが、建築主が賢くなるような「賢い、判断・選択・決定」を教える工務店はほとんどありません。
だからこそ、「プロは騙せないが、素人はいくらでも騙せる」という慣習が続いているのでしょう。
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